特集は「参院選で問われるものは」
毎日新聞客員編集委員の倉重篤郎さんはご寄稿で、参院選を野党の立場から見た時、野党の権力闘争のあり方と外交安保政策で代案を提示できないことが課題だと指摘する。
評論家の佐高信さんは、立憲民主党が明確な旗印を立てられないことが問題だと指摘する。参議院選挙の争点は、自民党の世襲、裏金、統一教会問題を認めるのかだと指摘する。
法政大学教授の白鳥浩さんは、少数与党になった石破政権の政権運営はうまくやってきたが、それは国民が石破首相に期待していたものとは違うと指摘する。またSNSの影響力が大きくなったこの参院選はポピュリズム対ポピュリズムの闘いになると見る。
日刊ゲンダイ第一編集局長の小塚かおるさんは、自民党政権はすでに制度疲労を起こしていると指摘。それに対する野党は手柄争いばかりで自民党から小さな飴玉をもらって喜んでいるように見えると語る。そして参院選の結果は小泉農水大臣のパフォーマンスとSNSの影響で大きく変わる可能性があると予想する。
大阪経済大学准教授の秦正樹さんが、SNSに結果が大きく左右された都知事選、兵庫県知事選、衆院選について分析する。そしてSNS上での支持獲得競争はすでに飽和状態になっていて、立憲民主党など旧来の野党は若い世代の選択肢に入らなくなっていると指摘する。
関東学院大学教授の島澤諭さんがご寄稿で、年金制度改革法が国会で可決されたが、基礎年金の底上げでは低年金者は救済できないと指摘する。そして参院選の前に底上げに必要な財源を示すべきだと主張する。
特集以外には、中国で拘束された元日中青年交流協会理事長の鈴木英司さんの中国の反スパイ法についてのご寄稿を掲載。


