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特集は「高市政権誕生 いま取り組むべき日本の課題」

高市政権が誕生した。アベノミクスの継承を掲げ、トランプのご機嫌を取る一方、台湾有事は存立危機事態といった危険な発言も飛び出した。こんな政治で大丈夫か、今号ではいま日本の取り組むべき課題について考える。

毎日新聞客員編集委員の倉重篤郎さんが高市政権誕生と維新との連立について解説する。そして高市政権ではできないが日本の政治として外交政策と経済財政政策の見直しをしなければならないと指摘する。

再審法の問題に取り組んでいる鴨志田祐美弁護士が再審法の動きについて解説する。そして議員連盟が提案した法案を一刻も早く可決してほしいと訴える。

同志社大学名誉教授の浜矩子さんが、アベノミクスを継承する高市首相の「責任ある積極財政」を批判する。高市政権が続き、この政策が進められれば日本経済はよりひどい状況に進むが、それを止めるのは経済の力学だと指摘する。

医療の翻訳家を自称する武蔵大学准教授の市川衛さんが日本の医療の課題を解説する。医療費が増大する中、問題解決のためには診療報酬や補助金の増額といった議論だけではなく医療システム全体の改革が必要と指摘する。

青山学院大学名誉教授の羽場久美子さんが、日本は日米同盟一辺倒の外交を続けているが、アメリカから見捨てられる可能性もあると指摘する。これからは中国やASEANとの連携を模索するような新たな外交を考えるべきと訴える。

特集以外では、杉尾秀哉参議院議員秘書の梅田千春さんのSNS時代の政治情報戦についてのご寄稿、元日中青年交流協会理事長の鈴木英司さんの中国共産党幹部拘束の問題についてのご寄稿を掲載。

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