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特集は「自民党総裁選とメディアの敗北」

事前の予想通り、自民党総裁選は安倍首相が三選を果たしました。一方で対立候補となった石破元幹事長は党員票の45%を獲得し、予想以上の健闘をしました。これは一般の自民党員の間にも安倍政治に対する批判が広がっていることが示されたのではないでしょうか。安倍政治をここまで続けさせてきたのは、ある意味で十分な批判を続けられなかったメディアの責任でもあります。今号では本誌顧問の川﨑泰資さんの寄稿のほか、いずれも自民党に籍を置いた、元大蔵大臣の武村正義さん、元自民党参議院幹事長の脇雅史さん、元金融担当大臣の亀井静香さんにお話を伺い、安倍政治と今の自民党について考えます。また自民党のメディア対策に詳しい東工大准教授の西田亮介さんに総裁選とメディアの状況についてお話を伺いました。特集以外では、ジャーナリストの森口豁さんから民意が無視される沖縄の問題についてご寄稿いただきました。

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