特集は「総選挙 野党共闘の挫折と新たなリベラルの萌芽」
突然の解散と希望の党の立ち上げ、民進党の分裂と目まぐるしい変化の中で行われた衆院選では、自民党が大勝しました。一方で、立憲民主党が野党第一党に躍り出たことで、リベラル勢力の拠り所となりました。今号では選挙の経緯と結果についてインサイダー編集長の高野孟さん、立憲民主党について上智大教授の中野晃一さん、希望の党のリベラル排除について元外務省職員の孫崎享さん、解散と北朝鮮問題についてジャーナリストの斎藤貴男さんに話を伺ったほか、野党の合流失敗について名古屋大学教授の後房雄さんに寄稿いただいています。また、安保政策について元内閣官房副長官補の柳澤協二さんへのインタビュー、外交についての元朝日新聞の内山眞さんの寄稿も掲載しています。特集以外では、民主党政権の功罪について元朝日新聞論説委員の飯沼和正さんの投稿も掲載しています。
