特集は「錯乱する安倍政治とメディアの使命」
森友、加計問題、防衛省の日報隠し、財務省の文書改ざんやセクハラスキャンダルと安倍政権は混乱の極みにあります。また、外交問題では、南北会談が開催され、米朝首脳会談の開催も決まり、日本は蚊帳の外に置かれています。何一つうまくいっていないにもかかわらず安倍政権ですが、メディアの厳しい追及もなく、三選を目指しています。今号ではこうした状況にある安倍政権とメディアの状況について各分野の皆さんにお話を伺いました。ジャーナリストの高野孟さんには安倍政権を取り巻く状況について、弁護士で前BPO放送倫理検証委員長の川端和治さんには放送メディアの問題について、ジャーナリストの神保哲生さんには安倍政治とメディアの問題について、青山学院大学教授で国際関係がご専門の羽場久美子さんには朝鮮問題を中心にアジア外交について、参議院議員の小西博之さんには自衛官の暴言事件とNHK問題について、それぞれお話を伺っています。