特集は「混迷する菅政権 試されるメディアの力」
誕生から4か月の菅政権。裏方として「政界操縦」に力を持った人が表に出た時の問題を小沢一郎氏と対比するとともに、理念の言葉がない総理の姿と、内閣記者会の問題を毎日新聞の倉重篤郎氏。コロナ渦で4人以下の会食を求めながら批判された「ステーキ会食」。それに出席した政治評論家の森田実氏が、会食の様子とそれを止める人もいなかった側近欠落の総理と取り巻く状況を語る。会見で鋭い質問を発している東京新聞の望月衣塑子氏が、総理の記者対応と各社の番記者の姿について。政府の情報統制が進む中で、取材者へのメッセージを東京都市大の高田昌幸教授が語る。さらにコロナ渦の医療・介護現場について元日赤労組委員長の村山正栄氏が訴える。