特集は「止まらない戦争 問われる「平和国家」日本」
アラブ文学とパレスチナ問題が専門の岡真理早稲田大学教授がいまパレスチナのガザ地区で起きていることは植民地主義国家イスラエルによるジェノサイドであり、それは日本の近代史そのもので私たちはその歴史を忘れてはならないと指摘する。
長年NGOの活動に携わってきた藤田幸久氏が近年戦争の座安虐政が高まったことやグローバルサウスの力が強まったことなど、国際情勢が大きく変化していることを指摘し、そうした変化に対応できない日本外交のあり方に警鐘を鳴らす。
沖縄大学名誉教授で「沖縄・琉球弧の声を届ける会」共同代表の桜井国俊氏が軍事化が進められる沖縄の状況を解説し、沖縄が直面する問題は日本全体の問題でその危機感を会の活動を通じて本土の人にも伝えたいと語る。
内戦状態のミャンマーを逃れ、日本で在日ビルマ労働組合の活動をしているミンスイ氏がミャンマーの現状を語り、日本の人にもその実態を知ってもらいミャンマーの平和と民主主義実現のための支援をしてほしいと訴える。