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特集は「いま、ジャーナリズムは

記者会見で問題を追及しないメディア自体の意識の希薄化と、それ自体をメディアが認識しないことが政策の意思決定過程を不透明なままにしていると専修大教授の山田健太氏が現状を指摘するとともに、ネット社会の中での既存報道機関の役割を語る。

ジャーナリストの金平茂紀氏が、財政基盤が大きく変わるメディアの激変期の中でどう発信していくかを考え、社会的なコモンとして出直す解体的な覚悟が必要と訴える。

野党や朝日、毎日などのメディアに攻撃的なツイートを繰り返す「Dappi」を名誉棄損で訴えた参院議員の杉尾秀哉氏が、裁判の内容や「Dappi」と自民党との関係を語る。

放送レポート編集長の岩崎貞明氏が、昨年10月の衆院選のテレビの開票特番で予測が外れた意味とともに、国民が知りたいことを聞く政治報道の必要性を訴える。

公共放送NHKはどうあるべきか、現在の組織・人事改革は何を目指しているのかを武蔵大教授の永田浩三氏が問いNHKニュースよ、変われと訴える。

ジャーナリストの長井暁氏が受信料問題をはじめ役員人事など様ざまに政治介入されているNHKの現状を記すとともに、番組への関与を禁じた放送法違反の経営委員長への危惧を訴える。

新聞労連委員長の吉永磨美氏が歴史をもとに政治との距離の必要性と、昨年6月の道新記者逮捕について検証チームを立ち上げ何が問題なのかを検証すると記す。

特集以外では、大阪の新聞うずみ火の栗原佳子記者が大阪の維新政治の状況について寄稿。

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