特集は「石破政権誕生 政治の流れは変わるのか」
石破首相との共著を出された毎日新聞客員編集委員の倉重篤郎さんが石破政権誕生の背景とその使命、今後の可能性について論じる。
法政大学の山口二郎教授が自民党総裁選と立憲民主党の代表選について解説する。また、政治は新たな局面に入っていて、これまでの安倍政治に対抗して野党が協力する政治とは違ったあり方を考えるべきと指摘する。
慶應大学名誉教授の小林節さんが自民党総裁選について分析し、石破新政権への評価と課題について語る。
元総理大臣の鳩山友紀夫さんとジャーナリストの高野孟さんが自民党総裁選について語る。また、石破首相の打ち出した「アジア版NATO」構想は誤りで、国際情勢を理解していない石破首相を批判する。
放送レポート編集長の岩崎貞明さんが自民党総裁選から総選挙に至るマスメディアの報道の問題点を解説し、もっと「政治とカネ」の問題に対する批判的報道があるべきだったと指摘する。
特集以外では、いま激化しているクルド人に対するヘイトの問題について、当事者であるクルドの方とその支援者の座談会の後編を掲載している。